学校評価    平成21年度

「明るく魅力ある学校づくりをめざして」
年度末のまとめ  愛知県立尾西高等学校
                 学校評価委員会

 

 本年度の重点目標

 地域と連携し、明るく魅力ある学校の樹立をめざし、基礎・基本の定着と規律を尊重する態度を養い、行事・諸活動に積極的に取り組む姿勢を育むとともに、進路希望の実現に努めます。

 <学習指導>
 ・授業規律を確立し、学習に真剣に取り組むことができる生徒を育てます。
 ・基礎学力の定着を図り、確かな学力を身につけさせます。
 ・生徒一人ひとりの資質能力に応じた、きめ細かな学習指導に努めます。

 教職員は基礎・基本の定着をめざして、わかりやすい授業の研究・工夫に心掛けています。このことについては、昨年度の2学期末アンケート結果と比べて、プラスの評価が、保護者では8%ほど増え78%でした。生徒は13%ほど増え65%でした。過去4年間ではプラスの評価が、保護者からは31%、生徒からは26%、それぞれ大幅に上昇しています。課題提出についての指導は、生徒の65%が学校は努力していると答えました。保護者からは81%がプラスの評価でした。今後も、学校での学習の充実のために、生徒の実態の把握に努め、集中して学習に臨める授業規律を大切にしつつ、授業内容の改善に努め、きめ細かな学習指導を進めたいと思います。また、生徒の資質能力の一層の向上と、学習習慣の定着のために、家庭学習の充実を図り、保護者の皆様と連絡を密にしながら、教職員共々、協力して指導に当たりたいと思います。


 <進路指導>
 ・必要な進路情報を提供し、一人ひとりの進路に応じたきめ細かな進路指導をめざします。
 ・進路に関する行事の内容を充実させ、進路意識の高揚を図ります。
 ・早期からのキャリア教育を進め、社会の変化に柔軟に対応できる人材を育てます。

 今年度の「総合的な学習の時間」は、昨年度に引き続き、キャリア教育中心の内容で、進路実現のために自ら考える時間を確保しました。進路指導室ではインターネットを整備し、各種進路資料を整理して、利用しやすく適切な情報を提供しています。また、全学年で「進路だより」を発行して、必要な情報を発信しています。そのような中で、情報提供や個々の生徒に対応する指導の観点では保護者から83%のプラスの評価がありました。今後も生徒の多様な進路に応じたきめ細かい進路指導を続けていきます。
 一方、進路に関する行事(進路ガイダンス・補習等)について、保護者からは84%のプラスの評価がありました。今年度は、「夏期進学セミナー」を、保護者からの強い要望に応えて、3年生だけでなく2年生も合同で実施し、充実したものになりました。また、2年生では希望者に、夏休みの職場体験の「ジュニアインターンシップ」を実施し、職業への意識を高めました。今後も補習の取組状況や模擬試験の結果を検討し、学力向上や進路実現に生かしていきたいと思います。


 <生徒指導>
 ・基本的生活習慣の確立を図り、身だしなみを整え、学校のルールを守れる生徒を育てます。
 ・地域社会の一員としての自覚を促し、一般常識、社会的マナーの向上をめざします。
 ・学校行事や部活動の充実を図り、積極的に参加するよう指導します。

 アンケート結果から、保護者・教員と生徒との間で、認識に差がある項目が見受けられました。特にマナー・モラルの指導については、保護者・教員の90%のプラスの評価に対して、生徒は60%の評価とかなり低い結果でした。今後生徒には、マナーモラルの向上に関して、改めて指導ポイントを明確にしながら、必要性の認識を深めさせ、理解を促していくことが大切だと感じました。遅刻や身だしなみの項目に関しては、個々の生徒の自覚も高くなりつつあり、前年に比べても大幅に改善された状況が続いています。今後とも、生徒が落ち着いた雰囲気で学校生活を送れるよう、保護者の皆様の協力をいただきながら、生徒指導の充実に努めていきたいと考えています。
 行事関係では、闊歩大会の完歩率の大幅な上昇、球技大会や文化発表会の盛り上がりに表れるように、非常に充実してきています。そのため、生徒からの行事に関するプラスの評価が77%になりました。部活動に関しては、従来より活発な部活動に加え、今年度、活動を再開したいくつかの部活動も軌道に乗りつつあり、部活動を生活の中心に据えている生徒が増えています。今後とも、高校生活の充実のために、行事や部活動の更なる充実に取り組んでいきます。


 <PTA活動>
 ・PTA活動への積極的な参加を呼びかけ、学校の教育活動に理解いただけるよう努めます。
 ・地域に根ざした学校を目指し、生徒、職員と地域との交流を深めるよう努めます。

 アンケート結果では、プラスの評価が「教育活動を発信し、保護者に理解してもらえるよう努力」では73%、また、「PTAの行事を工夫し、保護者に積極的に参加してもらえるよう努力」では69%と、昨年に比較して10%ほどの大幅な上昇でした。保護者の皆様が、学校に一層目を向けていただけるようになったことの表れであると思います。一方、生徒の「学校からの配布物を保護者に渡すよう努力」のマイナス評価の割合が33%と、3年連続で3分の1近くあり、来年度はメール配信の利用も含めて、保護者への情報伝達をさらに生徒に働きかけていきたいと思います。
 行事関係では、5月の闊歩大会は、40名を超す保護者の方々に参加していただきました。9月文化発表会でのPTA食品バザーも、20名余に参加していただきました。また、今年度は「地域とあゆむ学校づくり推進事業」のボランティア活動・清掃活動・講演会・文化教室などに、多数の保護者の皆様の参加を得ることができ、地域との連携を進めることができたと感謝しています。


 
<学校保健活動>
 ・定期健康診断の結果を踏まえ、家庭と連携して疾病治療率の向上に努めます。

 ・教育相談の充実を図り、生徒の心の健康に努めます。
 ・校内の環境美化に努めると共に、地域と連携し、学校周辺の清掃活動を進めます。

 本年度は夏頃から新型インフルエンザが流行しましたので、早い時期から感染予防を呼びかけ、各クラス担任教諭が中心となり、生徒の健康観察には十分に注意してきました。本校では、秋から継続して罹患者が出ましたが、現在のところ大きな流行にはなっていません。
 環境美化においては、地域と連携した清掃活動を進めることができました。校内でも、ゴミの分別やリサイクル運動の推進についての、わかりやすい掲示を心がけていきたいと思います。
 保健室休養者は、4月〜12月で797名でした。昨年同時期の休養者に比べ31%の減少となり、徐々に改善が見られてきた段階です。家庭において、生徒自身が生活改善と健康管理に努め、同時に、保護者の皆様の支援が十分に反映された結果であると思われます。このような状況が継続いたしますように、ご家庭と連携をとり健康相談活動を充実させていきたいと思います。


 <図書館活動>
 ・学習指導や進路指導に関する情報を提供し、生徒の積極的な図書館利用の促進を図ります。

 図書館利用については、4月から12月までに1年生606名(年度当初のオリエンテーションを含む)、2年生578名、3年生153名でした。1、2年の利用が倍増した反面、3年生の利用が減少し、全体としてもまだ十分な利用となっていません。今後とも、読書の大切さを伝えるとともに、自分の進路について考え、学習していくことの大切さを伝えていきたいと思います。そのために、「図書館だより」をできるだけ多く発行し、また、生徒が興味・関心を持てる本の整備に努め、全学年の生徒の図書館利用の増加につなげていきたいと思います。